たまに組むWPFの簡単なアプリ.そのたびにいろんなこと調べなきゃ進められないの遺憾です.やりたいことがすぐに実現できないもどかしさと情けなさ.画面上のコントロールの配置とか,データバインディングとか,これで合っていると思う書き方でそうならずにあれこれしたりぐぐったりで,どうしてこんなことすらできないのかと.
カテゴリー: ICT
新空間
じゃなくて真空管.昨夜放送のDr.STONEでメンタリストが言っていたとおり,私もその正体,詳しくは知りませんでした.理系高専上がりのSEとして,これは遺憾だなと.気になったタイミングが成長の好機.お手軽Wikipediaで調べてみました.Wikipediaを馬鹿にしちゃいけない.載っていた動作原理の説明で理解できました.若しくは,少なくとも理解できた気にはなれました.
二極真空管は,普通の白熱電球の中に,ちょっと離して板状の電極も配置した形.フィラメントから放出された熱電子が,板状の電極の極性に応じて,そっちへ飛んでいって吸収されて電流が流れたり,逆にそっちへ行けずに電流が流れなかったりするとな.となるとなるほど,この整流装置,ダイオードですね.ダイオードが自由電子価数の異なる二つの素材間の空隙で整流機能を実現するのに対し,二極真空管は真空中に飛び出た熱電子に作用するクーロン力で実現しているのね.面白いわ.
三極真空管は,その間に網を挿入することで,なんやかんやで入力電圧に応じて出力の増幅っぷりが変わる代物.となるとなるほど,これはトランジスタですね.トランジスタは自由電子価数の異なる三つの素材で実現してますけど,こんな方法があるのね.面白いわ.
学校でダイオードやトランジスタの原理を習った身としては,歴史と技術を遡る体験です.昔の人は逆に真空管に着想を得てこれら半導体を発明して感動してきたことでしょう.
こーりつかのへーがい
弊社ではMicrosoftのサービスOffice365のメールソフトOutlookで電子メールのやり取りをしたり,Office365のグループウェアTeamsで社内の情報共有を図ったり,Office365のミドルウェアOneDriveで各人の複数PC間のファイル共有をしたりしています.結構便利に使えるので,ここ数年でしょうか,だいぶ使っています.
今日,Teamsが不調でした.サーバーにアクセスできません.Outlookは生きてますが,OneDriveは息絶え絶えでした.途端に不便.Office365に頼る前はどんな方法であれやこれをやっていたかしら.もはや電気が無いと何もできない現代よろしく,技術が進歩するにつれ,脅威に対して脆弱になっている気がします.便利に頼ることで,個人のやれることが退化している気もします.もう皆さん,各所の電話番号とか覚えてないでしょ.
さいきんきかんけどさ
先日,といっても日記ネタメモの起票日は1年半も前ですが,の会社での会話.干支1周違いの後輩に対し,「マッキントッシュって,使い方よく解らない」と呟いて机上のMac miniを指したところ,「マッキントッシュってマックのことだったんですね」と驚きを伴った返しをされ,驚きました.たしかに最近「Macintosh」って聞かんけどさ,ってかそーいやいつからApple氏,Macintoshって言わなくなったのかしら.調べてみたら,1999年前半に作られたPower Macintosh G3 (Blue&White) を最後に,それ以降の商品名は「Mac」になっているみたいです.そんな前からでしたか.知りませんでした.
まじった
クラスなのにアクサンシルコンフレックス付けてないしnewのままでした.と思ったら,昨日までのC++/CLIではなく,今日はC#だったので正解でした.こんがらがるわ.以下の対応表を書き始めたらあれもこれもが始まって夜更かし突入で戻れなくなったので切り上げとく.
managed | managed | unmanaged |
C# | C++ | C++ |
class C{ void f1(C c); static void f2(void); void f0(){ C c; byte b; long l; int[] i; i = new int[9]; c = new C(); c.f1(c); c.Dispose(); C.f2(); } } | ref class C{ void f1(C^ c); static void f2(void); void f0(void){ C ^c; unsigned char b; long long l; array<int>^ i; i = gcnew array<int>(9); c = gcnew C(); c->f1(c); delete c; C::f2(); } }; | class C{ void f1(C* c); static void f2(void); void f0(void){ C *c; unsigned char b; long long l; int i[9]; c = new C(); c->f1(c); delete c; C::f2(); } }; |
ちなみに,「アクサンシルコンフレックス」で合ってるよね?と思って調べたら,「サーカムフレックスアクセント」という方が主流っぽいです.また,同じ形でも「ハットマーク」と読んだら数学的冪乗,「ハット」と読んだら統計的推定値,「キャレット」と読んだら文字挿入位置を表すんだそうな.ぜひ覚えておきたい.
つまった
Webカメラを制御するツールを作成中.10年近く前にDirectShowを使ったのを作ったことがありますが,DirectXから抜けてPlatformSDKになったとか,それがWindowsSDKになったとか,それがVisualStudioに付いてくるとか,qedit.hは含まれていないとか,ちょっと何言ってるか解らない.昔のコードを開発する環境がうまく構築できず,断念しました.
で,今度はOpenCVに頼る方法.扱うDLLを増やしたくない思いがあるのですが,仕方ない.10円プログラムならちゃんと制御できました.しかし,表側をC#のEXE,裏側をC++/CLIのクラスライブラリ,そのDLLからOpenCVを呼ぶようにしたところ,うまく行きません.BadImageFormatExceptionが出ます.プラットフォームx86とx64が混在しているあるあるな例外だということは判っているのに,原因が定まりません.OpenCVのDLLとLIBとHのバージョンは合っているし,EXEからDLLまで一気通貫,ANY CPUじゃなくてx64指定でビルドしているし,自機は64bits機だし.
殆んど使ったことのないOpenCV周りを調べていたのですが,軒並みコメントアウトしても再現するので,ここじゃないなと.ひょんなことから,C#でIntPtr.Sizeを視てみたら,「4」が返ってきました.なるほど.DLLのビルドの際はメニューバー下のリストボックスで「x64」を選べばそれでビルドされますが,EXEっつーかC#の方は違うのね.プロジェクトのプロパティから設定しないといかんのね.
なんかすいかこわい
Suicaの定期券を財布に入れています.同じくSuica機能の付いた別のカードも2枚,財布に入っています.普段Suica機能を使うのは定期券だけなので,それだけが独立的にピされるよう,二つ折りの財布に良い感じに収めています.そして,駅の改札を通る際は,図のように橙色で示した定期券の通信感度が最大となるように当てています.

先日,改札に通せんぼされました.そのときは再試で合格しました.別の日にも改札に通せんぼされました.このときは再試でも不合格でした.「二重検知」的な表示が出た気もしますが,混雑する通勤時間帯に何度もブロックするのは忍びないので,大人しく駅員に声掛けるルートを選びました.
以来,改札を通るときに若干の恐怖があります.財布を90度以上に開くこと,読取機から若干浮かすこと,何なら定期券の一部が読取面から外れようとも他2枚を読取面の鉛直上に居ないような位置にずらすこと,を意識しています.とはいえ,逆に定期券が読み取れずにブロックされるリスクが上がるので,節度が必要ですね.
なんかすごいじだい
東京モーターショーのアンバサダーをVチューバーが務めるという新聞記事がありました.バーチャルシンガーと対比した説明文に,なるほどそーいやそーだなと納得しました.曰く,初音ミクなど「バーチャルシンガー」がプログラムで操作される“人形”なのに対し,キズナアイなど「Vチューバー」は中の人が自ら演じる“着ぐるみ”のような存在とな.理解はしていますが,認識は薄かったです.
ボカロ,思ったほど名前を挙げられません.初音鏡音巡音がくっぽいめぐっぽいくらいしか咄嗟に出てきません.そして,Vチューバーはもっと出てきません.ネットに馴染んでいない世代には未知の世界でしょう.こんだけ情報格差というか,エントロピーが大きい時代となると,伴って個人の価値観も様々になるでしょうから,他者を受容する力を一層高めていかないとなるまい.
てぐせ
会社で離席時,Ctrl+Lを唱える癖がついています.スクリーンロックのショートカットです.これ,たまに自宅でも発動させてしまいます.自宅のデスクトップPCは自分しか使わないし,セキュリティに気を付ける理由もないので,自動ログインにしています.ゆえに,ログインパスワード,忘れ気味.一応9割方の自信を持って憶えてはいます.
やってしまいました.憶えていたのでその点は問題ないのですが,PINを設定せよと煩く,中に入れてくれません.いつかのWindows Updateでそんな仕様になったんでしょう.回避できないかとキャンセル的なボタンを押したりしてみました.のつもりで,「パスワードを忘れた場合」的なボタンを押してしまいました.しばらくクルクルが続きます.ちょ,まっ.数分後,無事復帰.大人しくPINを設定してログインしました.なんだかな.
めんだう
会社のPC,定期的に催されるOSパッチ当てとウィルスチェックをせよ祭り.気付いたら私の管理PCは5台になっていました.仕掛けて放置すりゃ良いだけ.Windows10機とmac miniはそうでした.しかし他はそう甘くありません.
Windows7機はWindows Updateに失敗します.PCを再起動したり,放置して指定時間に走る自動更新を試したり,KBXXXXXXをダウンロードして手動更新を試したり,ぐぐったりぐぐったり.結局,済ませるべき更新が当たっていなかったことが原因でした.それを手動で当てたら良い感じになりました.
mac bookは比較的最近買ったということもあって,ウィルス対策ソフトがね.社内サイトからインストーラを落としてこようにも,そのネットワークセグメントに繋がる無線アクセスポイントに蹴られます.別のPCへ落として,社外ファイル共有サービス経由でインストーラを持ってきても,途中でエラーになります.有線LANで社内ネットワークに繋ごうにも,RJ45の口が無い.結局,USB TypeCの口へLANケーブルを差すためのアダプタを借りて,有線LANで社内サイトからインストーラを直接落としたらうまく行きました.
Windows8.1update機は主力です.過去の経験から,帰宅時にウィルスチェックを始めたとしても翌日も引き続き,翌々日朝までノロノロするほどのファイル数なので,今週末に仕掛ける予定.