ふらいんぐ

家計簿を締めるのは月末日.なので,年が明けてから確定申告作成に入るのが効率的.ですが,年末休暇も作業に充てたい.ので,締め始めました.投資不動産の出入りはもうないはずですし.

ということで,あちこちの銀行の預金残高をオンラインで調べ,家計簿と突合.制度改正で児童手当が出るようになっていたので,新しい勘定科目を追加.そして月次家計簿の年次まとめの欄に今年の分を追加し,給与収入とかを記入.など,まずは周りを整備するところから.

そしていよいよ,国税庁のWebサイトにて,確定申告書を作るぞい.残念.今年分の作成コーナーは1月6日オープンだそうな.おまけに,特定口座での株取引報告書を入手できるのも,昨年のPDFを見る限り,年が明けてから1週間くらいかかりそう.やる気を返して.

ふくしきぼき

投資不動産の入替が多くて確定申告が大変だったきっかけで,今年から家計簿を気合入れて複式簿記してます.外貨建生保の引越で破綻しました.

生保や株に関する資産勘定,見たいのはこれまでに払い込んだ保険料や購入価よりも,今現金化したときにどうなるかという解約返戻金や時価なので,そうなるようアレンジして運用していました.外貨建生保の契約上,保証されるのは外貨ベースということで,解約返戻金の推移は基本的に外貨で記録してきました.で,解約返戻金を得て,別の保険に入るお金の流れ,どう仕訳したら良いのかと.

調べたら案の定です.日本円で記録せよと.資産勘定としてはこれまでに払い込んだ保険料や購入価を計上しておき,解約や売りのタイミングで現金化相殺プラス損益とするのがセオリー.そうよね.

まさか家計簿で財務会計と管理会計の話に触れるとは思ってもいませんでした.も少し財務会計に寄せた運用にすることにします.まずは過去の家計簿を漁り,払い込んだ保険料,当時の相場で何円だったのか調べるところから.調べられないんだったら諦めようもあるのですが,調べられちゃうんだから頑張っちゃう.そんなこんなで今日が終了.なんて日だ.

せーほひっこし

提案された一時払外貨建生命保険の移行の件,既契約の解約しました.一時払なので,契約時にドカンと支払ったら,以降の保険料はなし.年末調整で生命保険料控除を受けられるのは初年だけです.外貨建なので,出入りは円ですが,その裏というか奥というか,約束されている保険金額や運用等は外貨でなされています.

で,契約していたのは,外貨ベースで「保険料<解約返戻金」になるのが契約の約4年後という商品です.解約ボタンをポチッとした2日後,解約返戻金がドカンと入ってきました.契約の約1年半後ということで,外貨ベースでは保険料の3%くらい損しました.一方,実際に出入りした円で視ると,為替の都合で8%くらい得しました.外貨建生保の良いところは,運用益だけでなく為替差益も狙えるってことですね.

で,新契約の一時払外貨建生命保険の保険料に充てるです.Web振込の限度額を超えるので,一時払なのに2回払させてもらいました.結局,また同じ通貨に換わるので,為替差益はキャンセルされる格好です.ちょっとだけ良い夢見られた気分でした.

がいかだてせーほ

お世話になっている外貨建生保の営業氏から提案を受けました.昨春に契約した一時払外貨建生命保険,まだ払込済保険料>解約返戻金なんですが,当時よりも円安に振れたため,円ベースで計算するとまたまた為替差益が出るそうな.その理由だけでの解約は,戻ってきたマニーをどうするか,生保会社という機関投資家に運用し続けてもらった方が良いのではないか,という話になります.それだけではなく,解約返戻金をより良い別の一時払外貨建生命保険に突っ込みませんか,という提案でした.ま,より良いかというと,良いところもそうでないところもあるので,総合的に判断すると,ま,より良いかなという内容.良い点の首位は死亡保険金額が増えること.良くない点の首位は,諸手続が必要ということ.大した手続じゃないんですよ.それこそ投資不動産に比べれば屁みたいなものです.しかし,そんなタイムすら削って自分の時間を確保したい今日この頃.

めーわく

会社の電話番号へ私宛の電話がかかってきて,取り次いだ人からコールバック依頼の連絡が来ました.電話の主の名前に心当たりありません.社名をググっても,ありがちで短い名前なので,いまいち判然としません.電話番号をググると,不動産の営業のようです.とりあえず放置.

ってのが11月中旬にありました.同じところからの電話が,別の部署の番号宛に11月下旬,再びかかってきました.取り次いでくれた人には事情説明しつつ,これも放置.

の3回目がありました.同じところからの電話で,また別の部署の番号宛.さすがに会社の迷惑になるので,頭に184を付けてコールバックしました.「ご所有されている博多の不動産の件で」とか言っていましたが,博多にはございません.その旨伝えたら,「あれ? 不動産投資とかされていないんですかね」とカマかけてきました.煙に巻いて,間違い電話だったということで決着.いや,これカマかけてきたんじゃなくて,向こうの戦闘力が低いんでしょう.

にしても,私のみならず,就業時間中に会社のリソースまで削ってくる営業電話,やめてほしいわ.会社の迷惑になるからなかなか無視するのも忍びない.きっと目ぼしい不動産の登記簿に載っている人の名前をググって,所属会社っぽいところに電話しているんでしょう.登記簿に電話番号は載っていませんし.「いやー,博多じゃなくて○○の物件でしたね」の体で再度電話が来たらどーしよ.

はいとーのきせつ

12月になったからでしょうか.連日,いろんなところから株関連の郵便物が届きます.併せて,証券口座へはそれらからの配当金が入ってきています.それぞれは小ぶりでも,塵も積もれば山となるわ.それを軍資金に,とっとと新しい銘柄を仕入れたいのですが,給料ゼロ期間の余波でまだちょっと運転資金不安.のためセーブしている現状.

あっちをこっちへ

また不動産取得税の納税通知書が届きました.不動産を購入した翌年に一度,払わなきゃいけない税金.一体昨年,どんだけ暴れたのよ.そしてあと何件分の納税が待っているのか.

K銀行のアプリだとQRコードを読み取ってその口座から払い込めます.さて,この口座にはどのくらいの運転資金を確保しておけばショートしないのか.これとこれの家賃がこの日に入って,これとこれのローンがこの日に出ていくから….ちょっと心許ないので確認.ちょっと面倒.ちょっと補充しておくのが良さそう.どの口座から振り込みましょうか.この口座については,これとこれの家賃がこの日に入って,これとこれのローンがこの日に出ていくから….ちょっと面倒.B銀行の預金を移動することにします.で,うっかりM銀行へ振り込んでしまいました.振込手数料はゼロ円だったので良いですけど,ちょっと面倒.M銀行からK銀行へリレーせねば.そして忘れちゃいけない,本来の目的は不動産取得税の納税よね.

やっとあんしん

育児休業給付金,前回のボヤキのタイミングではたしかに振り込まれていませんでしたが,その後,ようやく振り込まれました.給与的なもののまともな振込,4箇月ぶりです.手続,滞っていませんでした.ようやく一安心.

育休手続に2週間くらいかかるけど,親化後すぐに休みに入りたかったので,初めの方は有休を使っていました.そこから2箇月分,10月8日までの分が11月中旬に振り込まれました.こんなに時間差あるもんだとは思っていませんでした.

して,この給付金は雑所得として税金処理するのかしら.調べてみたら,非課税らしいです.御祝儀の類も常識的な金額であれば非課税らしい.ってことは確定申告では何もなかったものとして扱えばよいのね.となると,今年は収入が4箇月分減ったにもかかわらず,投資不動産の計上費用が昨年より多いということで,かなり還付されるのかも.

ばいとせんしのしょーたい

新聞に「19~22歳の学生の場合,現在は年収103万円到達が見えてくると,扶養する親が63万円の特定扶養控除の適用を受け続けるため就業調整せざるを得ない」とありました.私が先日試算した扶養控除38万円は,高校生を前提としていました.ですがなるほど,この記事で気づかされました.そーいや壁に達するほどにバリバリ働くのって大学生の方だろうなと.

ちなみに,STEINS;GATEのバイト戦士は18歳らしいので,扶養する親が受けられる扶養控除は38万円ですね.いや,実は正体がアレだからアレなのかしら.でもって親ってのがアレ.

かべ

何かと話題の103万円の壁.あたかも,収入103万円未満だったら所得税がかからない雰囲気ありますけど,誤解ですよね.問題は収入103万円超の人を扶養している人ですよね.と思っていましたが,前者はそれはそれで誤解,すなわち所得税かからないが正しそう.

収入源が給与103万円だけの人の場合,給与所得控除が55万円なので,課税標準が48万円になり,そこからさらに基礎控除48万円なので,課税所得金額が0円となり,その結果,所得税が0円.

仮に収入源が給与105万円だけの人の場合,なんやかんやで課税所得金額が2万円になるので,所得税はその5%の1千円.所得税を差し引いても,稼ぎが103万円のときよりも実入りは増えるので,壁感はあまりないでしょう.

というわけで,103万円の壁で問題になるのは,103万円稼いでいる人ではなく,やっぱり103万円稼いでいる人を扶養している人.扶養控除できなくなるので,所得税が増えます.

100万円稼いでいる人を扶養していて,給与収入460万円(今の平均年収ってこのくらいなのね)の人の場合,給与所得控除が136(=460×0.2+44)万円なので,課税標準が324(=460-136)万円になり,そこからさらに基礎控除48万円,扶養控除38万円,社会保険料控除…は複雑なので0円としておいて,となると課税所得金額が238(=324-48-38)万円となり,その結果,所得税が14(=238×0.1-約10)万円.すなわち,460万円稼いで14万円納税.

一方,105万円稼いじゃった人を扶養していて,給与収入が同じ460万円の人の場合,課税標準も同じ324万円ですが,扶養控除できないので,課税所得金額が276(=324-48)万円となり,その結果,所得税が18(=276×0.1-約10)万円.すなわち,460万円稼いで18万円納税.

実入りが減るから103万円以上稼ぐなよ,とバイト戦士な子供達に言い放つ構図なんでしょう.けど,「4万円だけですよ」という気,しなくもなくない? 「103万円以上稼いでもいいけど,4万円は家計へ入れろよ」の方が建設的な気,しませんかね.月当たり3333円を上納せよと.うーん,ま,負担感あるにはあるか.実際のところ,4万円がどうのこうのに加え,扶養への出入りを会社に申請したりその書類を用意したりするのも負担ですしね.