でんきう

玄関の電球が切れました.賃貸住宅のため,普通に使っていて駄目になった設備関連は,大家さんに連絡すれば対処してもらえる案件だと思います.ですが,食洗機の件でいろいろ配慮していただいたし,何よりやり取り面倒なので,買うことにしました.

現在の電球を取って撮ってから,近所の家電量販店の電球コーナーへ.環境に優しく財布に厳しいのばかりが並んでいます.撮った写真では,消費電力の明るさしか判らず,口金のサイズは判りませんでした.こりゃその辺を調べた上であまぞんだなと.

帰宅でグーグル.なるほど,口金の仕様はE26っていうのね.ソケットの直径が26mmで,最も一般的なタイプ.

節電のため,もう少し暗いのを買おうかな.問題ないか調べたら,問題ありそう.見えるところや見えないところに主に熱的負担がかかって火災リスク上がるから,ちゃんと適合したのを買った方が良いってさ.なるほど.密閉器具対応ってのもあります.これも発熱関連の話ぽ.対応してれば素で付けてもフード被っても大丈夫ってことかしら.

あと色ね.電球色でも昼光色でも良いけど,昼白色は個人的には色温度高すぎる感じ.といっても1円でも安けりゃそっちでも構わないけど.ぐらい.

お,選定ポイントとして指向性もありましたね.「全方向タイプ」とか「広配光型」とか「レフ電球」とかあります.ぐぐるたびに賢さ上がるわ.レフ電球ってのはレフ板で光を回すタイプで,指向性高い感じになる感じぽ.ま,今回は中間の広配光型で良いのではないかと.リビングに使うならレフ電球より全方向タイプってくらいか.

あとは単価と送料を鑑みてポチるだけですね.どーでもいーのに勉強になって楽しめるわ.

ふぁいなんしゃるぷらんにんぐ

1年半前に不動産投資,1年前に個人年金,先日不動産売却と,あっちの知人やこっちの知人からちょくちょく相談を受けることがあります.嫌いじゃないですむしろ好物.しかし,あまり適当な返事はよろしくないので,ちょいちょい調べつつ,控え目に返事しています.

そんなこんなでちょっとスイッチ入った先日の好機に,FP2級のテキストをポチりました.3年半前に受けたFP3級の試験は,激務続きで肉体的にボロボロで,分厚いテキスト一通り読みはしたものの,試験直前には内容覚えきれていない気がするこれ無理ゲーかなと思っていたわけですが,蓋を開けてみたら意外と好調だったみたい.上の級はさて,どうでしょう.今年は9月にも試験が予定されていますが,8月以前のイベントはコロナで全て中止になったってこって,9月の試験もどうなるか判らないので,のんびりその次の1月受検を目指すことにしましょう.

新しいのに中古で売りに出ていたテキスト,最もページ数が多いのを選びました.届いたので早速,初めの節を読みました.終価係数,現価係数…そーいやこんなのありましたね.FP3級レベルの話もちゃんと振り返ってくれるの優しい.

ちょーおんぱ

特定周波数の正弦波のWAVEファイルを作るツール,業務で作りました.サンプリング周波数と,音の周波数と,配列的で離散的な何番目のデータってのと,何秒目のデータってのと,の関係性の相互変換がこんがらがります.

なにはともあれ完成しました.いろんな音を出してみました.基準音のラ(A4)は440Hz,ってのは知っていましたけど,時報117の音が440, 440, 440, 880Hzってのは知りませんでした.ドミソの和音を出してみたりもできちゃう.なんか楽しい.

さて,人の可聴域上限は20kHz程度なので,16kHzの音を出してみました.さて,PCのスピーカーの問題で出せていないのか,私の耳の問題で受け取れていないのか.スピーカーの周波数特性って,ググってもなかなか出てこないのよね.あらゆるスピーカーを調べている変態さん,いらっしゃらないかしら.

しんちょく

ようつべの海を泳いでいて,「【日中漢字の違い】今まで気付かなかった!同じに見えるけど本当は微妙に違う漢字!」に着きました.本編に新たな気付きはありませんでしたが,コメント欄で衝撃を覚えました.

「歩」という日本の字.中文簡体字だと「步」で,「少」のところが一画少ないんです.ってのは知っていましたが,この「步」という字,日本語でも「捗る」という字の旁に使われているよ,というコメント.え?まじか?まじだ! 完全に手偏+「歩」って書いてました.こりゃ日本漢字「浅」が中文簡体字「」と本数違うってのを知ったときと同じくらいの衝撃でした.

いきたえいご

新聞のオピニオン面,「オンラインで問われる英語力は」と題された正論コーナーに,興味深い例が載っていました.昨今のコロナ禍で増えている「在宅勤務」を,最近流行の英語では「work from home」と表現することが多いそうな.はあ.なぜ「work at home」と書かないのだろうか,とな.なるほど.確かにそう言われると,普通は「work at home」ですね.とはいえ「work from home」でも解る気がします.

記事によると,「work from home」は「仕事場でやっていた仕事を」という文脈を入れ込んでいるそうな.会社のネットワークへ「自宅から」繋いだりもするもんね.普段から自宅で働いている場合は「work at home」ってことね.面白いわ.

ぽちったのよみおわた

入荷日未定とかいいながら,意外と早く届いた「Excelで学ぶ統計解析本格入門」,読み終えました.約350ページの2cm厚でしたが,画面キャプチャによる操作説明等が多く,さくさく読めました.そして,結構役立ちます.実際,実務でも早速,分析ツールの回帰分析は活用しました.統計検定との合わせ技で,違う角度から似たところを勉強できて,良い感じ.もっとちゃんと,というか,本やWebに頼らず自力で検定とかできるようになりたいです.ここでいう検定ってのはてぃーけんてーとかかいにじょーけんてーとかね.

あんびりばぼ

うっかり最後まで観てしまった標記の番組.日本企業が生み出したG-ShockとQRコードの開発秘話がドキュメンタリされていました.

裏付けなく出してしまった1行アイディアが採用され,一人で丈夫な腕時計の研究開発に勤しみ,巧妙見出せないのに製品名は決められ,期限が迫り….ストレスに参ってしまいます.米国の販売社,アイスホッケーでも壊れないCMをOAして,日本メーカーをgkbrさせましたけど,もちろん販売社の責任として無事を確認してからのCM制作だったんでしょうね.

バーコードでは20文字程度の情報しか表現できず,自動車部品工場では在庫管理で何個ものバーコードを読むのに時間かかって仕方ないと.そこで開発されたQRコード.世の中を便利にするためにと,独占されぬよう特許を取った上で,その行使を放棄する英断.涙出るわ.しかし,QRコードでは数千文字分の情報が表現できる,との説明と共に小さなQRコードが映されていましたが,いやいや,そのバージョンのQRコードじゃ表現できないだろと.JAROじゃろ.ちなみに,「QR」が「Quick Response」の略だとか,三隅の目玉マークが位置や角度の目印だとか,私の中では常識だったのですが.

えくせるぱわー

本を6割弱読み終えました.知らなかったExcelの技を知れるし,実践的統計学の教本としてもなかなかイケてます.今まで使ったことなかったけど今後使っていこうと思った関数,列挙してみる.

  • DEVSQ:変動(偏差の二乗和)算出
  • FORECAST:線形近似曲線の予測値算出
  • MODE.MULT:最頻値算出
  • MROUND:指定の倍数での切り上げ/切り捨て
  • OFFSET:指定のセル範囲返却
  • RANDBETWEEN:指令の整数範囲の乱数生成
  • STANDARDIZE:指定の平均,標準偏差をもとに標準化する
  • SUMPRODUCT:内積算出

他の技としては,既成の散布図に対し「形式を選択して貼り付け」で系列を追加するとか便利.

あと,ソルバーアドインって何なんだろうと思っていたのですが,これ,特定の条件を満たす値を逆算する的なものなのね.これで主成分分析の係数を算出するとか,なかなかなるほどと思いました.

実務で使えそうなのは,分析ツールの回帰分析.今まではLINEST関数で係数出して,掛けて足してとやっていたのですが,掛けて足さずともFORECAST関数でさくっと済ませるってことでまず感動.で,分析ツールの結果の見方とか載ってて嬉しい.補正R2は0.5以上,有意FとP-値は0.05以下にするってのを押さえておくだけでも,一味違う感じ.|t|は説明変数の影響度を表しているとか,賢さ上がるわ.

そーしゃるでぃすたんす

この言葉に関する記事がオピニオン面にありました.そもそも単に「ディスタンス」で良くね?「社会的距離」って何よ?と思っていたところ,なるほどな記事.

広辞苑に載っている「社会的距離」の意味は「集団と集団の間,個人と個人との間における親近感の強度」とあるそうな.なるほどそうね.でもこれじゃ物理的な距離じゃなくて心理的な距離じゃないかと.

感染症予防分野では「ソーシャルディスタンシング」という言葉があるようで,これは「十分な距離が感染を抑止する」という文脈で使われるそうな.だったら「ソーシャルディスタンシング」のまま使うべきでは.いつも無駄に横文字にするくせに,どうしてこれはわざわざ日本語にしちゃったかな.

アメリカの文化人類学者ホール氏が分類した,人と人とが接触するときの距離ってのがあるそうな.親密な間柄で見られる身体接触が可能な「密接距離」(~45cm),手を伸ばして握手できる「個体距離」(45~120cm),ビジネスの場で取られる「社会距離」(120~360cm),講演会での話者と聴衆くらい離れた「公衆距離」(360cm~)の四つ.この中の「社会距離」の元の表現が「ソーシャルディスタンス」みたい.

ぽちったのきた

意外と早く届きました.約350ページで2cm厚と,読み応えあります.3000円は伊達じゃありません.ビジネス統計スペシャリストを受検するかどうかは決めかねていますが,いつもの試験勉強よろしく,進捗を載せておきましょう.習慣的にちゃんと読むようにね.

ISBN978-4-8156-0113-3