ぼちぼち確定申告に臨みますか.で,結局丸一日,これに費やしてしまうという.それでいて進捗は半分くらいかしら.
いきなり確定申告書Bへ行く前に,不動産所得の決算書を作るでしょ.収入のところは物件ごとに賃貸期間とか単月の家賃とか書かなきゃいけないから面倒.だけど面倒なだけ.管理費等は全物件分を丸っと書けるので,ピボットテーブルでシュッとしたやつを転記するだけ.楽.
詰まったのは租税公課.これもそれなりの勘定科目を設定していたので,ピボットテーブルの当該箇所を見るだけ.はて,感覚よりだいぶ高額.仕訳帳を辿ると,新物件購入時の消費税を租税公課に仕訳していました.前年以前の購入時はどうだったか.憶えていないのでそれは置いておきます.ググると仕訳合っている説もあります.念のため営業氏に訊いてみました.なるほど,消費税は租税公課に含めず,減価償却対象の建物設備の金額に載せるべしとな.それを受けて,仕訳帳を遡って修正.租税公課,なんとかやっつけました.
次,減価償却.ま,これはシステムで計算してくれるので,問題なし.期中に売却した物件は,売却月まで減価償却し,償却後の建物価をベースに譲渡所得を計算すれば良いでしょう.問題は,そうして整った不動産所得の経費,収入をかなり上回ってしまいました.2024年は一時期,給与ないマンだったので,ただでさえ所得が少な目.これに不動産所得の赤字が載ると,下手したら非課税の人になってしまうのではないかと.それってなんかいろいろ面倒なことになりそう.中古物件だから縮められるけど敢えて長めの償却期間を設定していますが,さらに躯体と設備の比率も弄らないと駄目かも.不動産以外の所得を計算しないと,結局なんとも言えないので,一旦保留.
じゃ,不動産所得の決算書の締めくくり,貸借対照表を作るよ.が,ここでも詰まりました.資産の部の普通預金,どうしよ.勘定科目は分けていますが,個人の口座と不動産投資家の口座を一緒くたにしてしまっているので,不動産用の口座残高が出せません.ま,期初残高は判っているし,それに収益と費用の勘定を合わせれば算出できるっちゃできます.でもこれって邪道でしょ.税務署に叱られかねない辻褄合わせでしょ.ちゃんと「事業者借」とかの勘定を設ける必要があるのか.といろいろ設計開始.が,個人の財布から出している不動産投資の運転資金って,個人側から見れば投資家への貸しなので左側の資産になりますけど,投資家から見れば個人からの借りなので右側の負債資本になります.これを良い感じに仕訳できるようにするメソッドがなかなか見出せません.諦めるか.いや….の問答の繰り返し.溶ける時間.
それは置いておいて,減価償却費が変わったらどうせその辺も作り直しになるので,減価償却費の設定変更が必要かどうかを判断するため,不動産所得以外の所得を整理しようか.給与所得.これは源泉徴収票を転記するだけ.楽.株の譲渡所得や配当所得.証券会社のサイトから資料をダウンロードせねば.後回し.売却した不動産の譲渡所得.ちょっと面倒.後回し.生命保険の解約返戻金の一時所得計上.これはサクッとできます.が,ここいらで今日が終わりました.
いやー,大変だわ.これでも超大作だった昨年よりは楽です.どないやねん.