時間を見つけてはちょこちょこ処理してきた確定申告書,ようやく全項目入力し終えました.株に関する配当所得と譲渡所得は過去にも申告したことがあるので,今回もきっと大丈夫でしょう.生保の一時所得の申告は初めてですが,さして詰まることなく入力できたので,十中八九大丈夫でしょう.
不動産家賃等による不動産所得,毎年処理しているので,まあ大丈夫だとは思います.が,不動産売却に伴う諸費用を雑費計上して良かったのか不安.売却に伴うのは譲渡所得に仕分けるものだと思っていたのですが,いろいろ調べると微妙.本当に直接的な費用しか譲渡所得の費用として認められない様子.例えば,売買契約書に貼付する印紙代は譲渡費となるけど,売却前に済ませるべきローン全額返済に係る手数料とか所有権移転の登記費用は譲渡費に含まれないみたい.だからその分は不動産所得の雑費として計上しました.とはいえ,マイホームの売却の場合は譲渡費になるとかなんとか.営業氏に一応軽く訊くだけ訊いておこうかしら.最終的にはエイヤでやっておしまいです.
さておき,不動産の譲渡所得の入力の方こそ困ったものです.数えたら昨年,6物件を売り払ったようなのですが,Webの確定申告書等作成コーナーで対応しているのは3物件までみたい.1物件ずつ,内訳書ってのを作る必要があります.3物件入れたところで,これ以上はよしこちゃん.内訳書に入力した購入代金や譲渡費は,良い感じに損益通算されたり,確定申告書の第一表や第三表に連携されたりします.うーん,どうしよ.
ググったら,手計算で合計したやつをどうのこうのする手があるとかないとか.つーわけで,まずは内訳書だけを6物件分,別で作りました.これ作るのも一苦労.契約日を書くのか決済日を書くのか,この項目は買ったときの話か売ったときの話か,ややこし.昔の契約書を引っ張り出すも,それと他の数値との整合性がどうのこうので都度,江戸川コナンばりに探偵ですよ.そんなこんな.
で,長期譲渡所得になる分を合算したなんちゃって内訳書と,短期譲渡所得になる以下同文を作成.その入力データを参照する形で確定申告書の他の帳票を作る感じにしてみました.内訳書の部分だけ,別で作った6物件分と差し替える算段.計算上は大丈夫なはず.手続上は知らん.PDFのページを引き抜いたり差し込んだりするので,Webで確定申告データの送信はできなそう.久しぶりに郵送で行くしかないんですかね.
前回同様,今後のタスクを挙げておきますか.
- 営業氏に確認(する前に訊く内容を整理)する
- 入れ込んだ数値,特に整合性を確認する(気力のある限り…もうSAN値ゼロですが)
- 一式印刷(全部で29ページの大作に.加えて身分証も添付せねば)
- 同封,郵送,お祈り
- 源泉徴収で足りない分の納税