小雨の出勤途中,最寄り駅へ向かう道中,交差点附近で妙な音が聞こえたと思い,音源に目をやったところ,スリップするのをハンドル捌きで抗ったものの転倒したスクーターが目に入りました.その横の車線を走るトラックも急停止で,運転手が下りてきました.「大丈夫ですか?」「いや,ぶつかったわけではないんですけど」的な会話が聞こえました.結構離れているのに,聞き取れたの不思議.火事場の馬鹿聴力か,はたまた妄想補完だったか.トラックが道路の真ん中に留まったので,後続車がだいぶ困った感じになっています.ってのを尻目に私はスタコラ.無事そうだから大丈夫でしょう.何かあったとしても緑のおばさん含めたくさんの人がいるし.
でも,ま,駅の近くの交番に一声掛けるくらいしようか.と思い,台詞を組み立てながら歩くこと数分.交番には雨具装備のおまわりさん数名.ちょっと迷った末,結局スルーして駅へ.だってもう諸々片付いているだろうし.って,私ってばどんだけ傍観者でいたいんだと,自分にがっかりで自己嫌悪です.やっぱりといえばやっぱりですが,いざというときの私ってこんなもんなのね.
昼,鞄から昼ご飯を取り出そうとしたら,家から持参した分しかありませんでした.いつもなら通勤途中で補充するのですが,今朝は考え事などで飛んでいました.罰が当たりましたか.