帰りの電車.骨折でもしたのか,右腕を吊っている人と,赤ん坊を連れた母と祖母が,優先席に座っていました.こんな絵に描いたようなテンプレの人達に優先席が使われているの,あまりお目にかからない気がします.私は優先席近くに立っていました.ころなこわいからぎりぎりまで吊り革に頼らない選手権.
ふと,視線を感じ,その方向を見ると,祖母に抱えられた赤ん坊がこっちをガン見してます.母や祖母に悟られまいと,応戦せずに視線を外して耐えました.反ったり明後日の方向を観たりと落ち着かない赤ん坊,たまに声を上げて泣き出します.と,間髪入れず,隣の母がすかさずジュースを口に突っ込んで鎮めていました.なんか面白い.