本を6割弱読み終えました.知らなかったExcelの技を知れるし,実践的統計学の教本としてもなかなかイケてます.今まで使ったことなかったけど今後使っていこうと思った関数,列挙してみる.
- DEVSQ:変動(偏差の二乗和)算出
- FORECAST:線形近似曲線の予測値算出
- MODE.MULT:最頻値算出
- MROUND:指定の倍数での切り上げ/切り捨て
- OFFSET:指定のセル範囲返却
- RANDBETWEEN:指令の整数範囲の乱数生成
- STANDARDIZE:指定の平均,標準偏差をもとに標準化する
- SUMPRODUCT:内積算出
他の技としては,既成の散布図に対し「形式を選択して貼り付け」で系列を追加するとか便利.
あと,ソルバーアドインって何なんだろうと思っていたのですが,これ,特定の条件を満たす値を逆算する的なものなのね.これで主成分分析の係数を算出するとか,なかなかなるほどと思いました.
実務で使えそうなのは,分析ツールの回帰分析.今まではLINEST関数で係数出して,掛けて足してとやっていたのですが,掛けて足さずともFORECAST関数でさくっと済ませるってことでまず感動.で,分析ツールの結果の見方とか載ってて嬉しい.補正R2は0.5以上,有意FとP-値は0.05以下にするってのを押さえておくだけでも,一味違う感じ.|t|は説明変数の影響度を表しているとか,賢さ上がるわ.