Bitmap形式のファイルならフルスクラッチで読み書きできます.透明度情報を持った静止画といったら普通,PNG形式でしょうけど,自前ライブラリへ組み込みたいので,32bitsBitmap形式にすることにしました.
この素材,ゆくゆくはお客様から頂くものですが,開発用に適当なものを用意したい.会社にいるならPhotoshopを使ってあっちゅー間に作れます.しかし生憎,今日はテレワーク.どうしたものか.会社の人に連絡し,Photoshopが入っている私のデスクトップPCの電源を入れてもらい,リモートデスクトップで操作する手があります.でも,今後のことを考えると,会社からテレワーク用に持ってきているノートPCでも,類似の操作ができるのが望ましい.ということで,意地でもリモデせずにやっつけようと画策しました.
まず,先日知ったPhotoperaというWebサービスを試しました.ブラウザ上でPhotoshopみたいなことができる無料のサービスです.移動のときは「V」,自動選択のときは「W」など,慣れたショートカットが使えないのが辛い.ショートカットキーが使える風の表示なんだけどな.Edgeブラウザだと駄目なのか.IEでも駄目でした.もうワンチャン,Chromeをインストールして試したら成功.ヨカタ.が,残念.ショートカットは行けても,アルファチャネルを付けられても,それを32bitsBitmap形式で保存することができませんでした.
次,有名なGIMP.以前から使ってみたいと思ってはいたのですが,Photoshopがある身でわざわざ手を出すまで至っていませんでした.ダウンロードしてインストール.ショートカットとかチャネル操作とかいろいろがなかなか慣れませんでしたが,調べながらなんとかできました.ヨカタ.
最後におまけ.GIMPで作った32bitsBitmap,読み込んでいろいろ操作して出力した画像を見ると,何か表示がズレています.そもそも想定どおりの32bitsBitmapになっているのか.とかいろいろ調査.なるほど,GIMPで出力されたBitmapは,BITMAPFILEHEADERとBITMAPINFOHEADERの後,画素データが始まる前に変なデータ領域があるのね.bfOffBits視てちゃんとした位置から読むようにして解決.やれやれ.