先日,自宅DesktopPCでのテレワークで,のろのろ運転を体験しました.計画テレワークの際は,会社LaptopPCを持ち帰るようにしています.そのPCでは,あたかも会社DesktopPCで作業しているかのように,さくさく運転です.
将来の自宅PC買い替えの参考のため,この速度違いが何に由来するのか,調べてみようと思いました.ガンガンにHDDアクセスしている風ではないので,HDDの回転数はあまり関係ない気がします.複数アプリの同時起動を嫌っているので,RAMもあまり関係ない気がします.実際タスクマネージャを見ても逼迫していない感じですし,常駐サービスはむしろ会社PCの方が多くて重そうです.となると,やはりCPUが鍵なんでしょう.
学生時代は,周波数が処理速度とほぼ相関するものと思っていました.ところがもはや周波数競争は飽和し,やがてはコア数競争になった感じ.でも,周波数とコア数以外にも,性能に帰する要素はたくさんあるでしょう.
自宅Desktop | 会社Desktop | 会社Laptop | |
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CPU名 | Celeron G3900 | Core i7-3770 | Core i7-7500U |
Intel世代 | 第6世代Skylake | 第3世代Ivy Lake | 第7世代Kaby Lake |
発売年 | 2015年 | 2012年 | 2016年 |
希望小売価格 | 4,600円 | 31,700円 | 43,100円 |
コア数 | 2コア/2スレッド | 4コア/8スレッド | 2コア/4スレッド |
基底周波数 | 2.8GHz | 3.4GHz | 2.7GHz |
キャッシュ容量 | 2MB | 8MB | 4MB |
バス転送速度 | 8GT/s | 5GT/s | 4GT/s |
RAM容量 | 4GB | 8GB | 8GB |
OS | Windows10 | Windows8 | Windows10 |
というわけで,その辺を調べてまとめました.比較表好きです.実効的な処理性能としては,「自宅Desktop<会社Desktop≒会社Laptop」という感じです.
この方程式と上表を対応付けると,RAM容量,やっぱり関係あるのかしら.ま,RAM が逼迫しないよう遅いHDDでページングし,その上での使用率をタスクマネージャに表示している,ってこともあるでしょうからね.
あとはIntelの世代かしら.ここ違うと結構性能差ありそう.とかいろいろ思いましたが,結局そもそもの話,廉価指向のCeleron/性能指向のCore i7の違いが最大要因でしょう.もはや土俵が違うレベルか.