すいきゃくほろべ

夜の満員通勤電車に乗り込んだ酔客が,押しただの押してないだの大声で絡まっていました.読んでいる十二国記が全然頭に入りません.「次の駅で降りろ」言って双方一旦降り,絡まれてたおっちゃんは再び乗車.開いたままのドアを挟んで,酔客の音量が上がりました.腑に落ちぬままおっちゃん,「すいませんね」言ったら,「最初からそーいやいいんだ」との捨て台詞を吐いて酔客,消えていきました.最初から消えててほしい.

飲酒願望なくて殆んど飲まない私としては,酒に飲まれる人にもっと厳しい世の中であるべきだと思います.飲酒も喫煙も同じくらい迷惑だと思いますが,専ら喫煙者の方が肩身狭くしてますよね.飲酒も喫煙も,いっそ免許制にしたらどうでしょう.なんか,自販機で煙草買うときに必要なカードありますよね.あれの強化版.

免許の取得は,パッチテストなどでアルコール耐性を測ってから発行.酒購入時には免許を出す必要がある.免許には当人の耐性と直近の購入量が記録されていて,それに応じて購入可能量を制限する仕組み.飲みすぎ予防策です.

居酒屋では来店時に免許を預かり,ここでも耐性に応じた量の供給に留める.また,迷惑客に対しては,迷惑点を付けられる仕組み.耐性だけでなく,迷惑点の多い人にも酒を売らない仕組み.店によっては,一定の迷惑点以上の客の入店を拒否することも可能.

迷惑行為は居酒屋にも限らないので,お巡りさんにも迷惑点付加権を与える.家族や同僚など,免許番号を知っている人でも迷惑権を付加できる.但し,これだけだと乱用が懸念されるので,付加権行使を有料にするか,引き換えに自分の迷惑点も増える仕組みにする.と言っても,引換迷惑点は入店拒否等には影響しない的な.

というシステム構築の財源は,酒税を上げて充当する.こんな仕組みにせずとも,酒税を上げるだけでも全体の飲酒者数が減るから或る程度の効果はあるでしょう.でも,それだと正直者は馬鹿を見る一方なので,善き飲酒者は報われてほしいです.

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