特上の寿司にご用心

伯母のドライブに付き添った夢を観ました.

70歳になってからボケ防止のために運転免許を取ったそうな.運転するのは小さな軽トラ.助手席には持ち運び式の酸素吸引機が置かれています.荷台に乗るわけにいかないので,窮屈な助手席に乗り込みました.

2時間ほどかけて伯母を訪ねてきたというのに,2時間ほどかけて家の近くまで戻ってくるようなドライブコース.途中で観光名所になっている寺社に立ち寄ったら,たまたま祖母に出会いました.母らと来ていたみたい.

高速道路をひた走っている最中,ウトウトしてしまい,気づいたら夜になっていました.食堂にて夕食を取ることに.どうやって乗車したのか,気づいたらドライブ仲間が4人に増えていました.

お詫びと慰労を兼ねて,ここはご馳走するから好きなもの頼んで良いよ,と胸を張りました.財布の現金は15,000円.一人3,000円だとしても問題ないでしょう.もしものときはクレジットカードもあるし.と,テンション上がったのか,呼び出した店員に対し,伯母「特上の寿司セットを4人分!」と.と,特上…!? 若干不安.

運ばれてきたのは,フランス料理か!?とのツッコミを禁じ得ない,大皿にたった5貫の寿司,で味噌汁付き,を4人分.確かにおいしいっちゃおいしかったですが,どうなんでしょ.で,会計.お値段はさすが特上,120,000円でした.え?ちょ?まっ…じゅうにまんえんですか? カウンター席の格式ばった寿司専門店じゃなくて,こんな大衆的な雰囲気の店で? 1貫あたり6,000円の寿司ですか? 笑顔のまま心で泣いて,二度と軽々しく伯母にご馳走しようだなんて言わないことにしようと誓いながら,そっとクレジットカードを出しました.

…という夢でした.乗車メンバーが増えていたり,お値段が異常なのは,ま,夢だからさもありなん.目を覚ますやいなや,日記のネタにするべく速攻メモ,したのもまた夢の中だった,というのもさもありなん.本当に目を覚まして冷静になってから,こりゃ怖いなと思ったのが,そもそもこの伯母,誰よと.知らん人なんですけど.

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