私好みのSF作品

タイムリープの能力を駆使して犯罪を撲滅する人が主人公.とある犯罪を目の当たりにし,いつものように過去に戻って未然に防ごうとするも,起きる事象が1周目と違い,防止に失敗.再び過去に戻っても防げない.それどころか,その犯罪者に命を狙われるようになる.実はその犯罪者もタイムリープの能力を持っていたのだ.

そんなとき,別のタイムリープ能力者に逢う.初めは警戒していたものの,悪いやつではないことが判り,次第に協力して犯罪者に立ち向かうことになる.この協力者の場合,能力の発動条件に制約がある.自らの身に危険が迫ったときのみ発動でき,その際,自分に危害を加えてきた相手の過去が走馬灯のように見える.

犯罪者側も能力者を集め,数人のテロ集団を形成していた.タイムリープを繰り返しながら衝突を繰り返していたあるとき,協力者が覆面のテロリストに襲われた.そのとき,協力者がそのテロリストに見た過去の走馬灯には,幼い頃の自分が映っていた.実はそのテロリスト,自分の父親だった.父親には未来を見る能力があった.その父親はあるとき,自分の息子がテロリストに襲われる未来を見て,それを防ぐために自らテロリスト集団に潜入していた.

…という私好みのSFな夢を観ました.私が作家だったら天啓.筆が進みます.