本来の意味とは異なる使われ方が主流になりつつある言葉が載っているサイトを見かけました.私はこれらの言葉,本来の意味で使うよう心がけるのではなく,誤解の元になるので仕事ではそもそも使わないようにしています.意識しててもうっかり口にしてしまいそうな言葉は「触りの部分」ですかね.「とっかかりの入り口部分」ではなく,本来の意味は「最も盛り上がる部分」ですからね.
もっとも,日記では確信犯的に敢えて使っていきたい.と,敢えて誤用してみる.「確信犯」の本来の意味は,「悪いと認識しながら悪いことをする人」ではなく,「正しいと信じて悪いことをする人」ですからね.重箱の隅を突くのが好きな人なので,これら誤用されがちな言葉は目に付きます.で,違和感を感じたら,わりと辞書を引きます.早速,重箱の隅は「つく」だったか「つつく」だったかを調べるために引きました.辞書にはどちらも載っておらず,代わりに「重箱の隅を楊枝でほじくる」とありました.何か別の言葉と混ざって記憶されてたんでしょうか.そして,「違和感を感じたら」は敢えて誤用してみたり.違和感は「覚える」ものです.「~したり」は二つ以上並べないと正しくないんでしょうけど.